夢の庭付き一戸建て!庭がもたらす効果と広さ別の楽しみ方をご紹介

夢の庭付き一戸建て!庭がもたらす効果と広さ別の楽しみ方をご紹介

一定の広さの土地に、機能性やデザイン性をひとつひとつ検討しながら自分らしい家を建てることは、多くの人の憧れではないでしょうか。家づくりは、どうしても部屋数や間取りなど、居住空間のほうにばかり気をとられがちですが、庭づくりも家全体の印象を大きく左右する重要なポイントとなります。この記事では、庭が住まいにもたらす効果と広さによって異なる庭の楽しみ方についてご説明します。

住まいにおける庭の役割

庭があると、雑草の手入れなどのメンテナンスが大変そうと思う方も多いかもしれません。ですが仮に、敷地いっぱいの広さで家を建て、庭がない状態をイメージした場合、窓を開けたときの息苦しいような圧迫感が想像できるのではないでしょうか。

庭には本来、住居と道路もしくは隣家との間にスペースを設けることでトラブルを防ぎ、プライバシーを守るはたらきがあります。

また、健康的な住環境を整えるには、日当たりや風通しのよさは欠かせない条件となります。庭は室内に光を取り入れやすくするだけでなく、風の通り道をつくるうえでも高い効果を発揮するのです。そしてその効果は、必ずしも広い庭でなければ得られないものではありません。狭くても庭の形や配置のしかたを工夫することで、庭のもつ役割を十分に果たしてくれます。

庭の広さを測る計算式

では、マイホーム建設の際、設計段階から庭の広さをイメージするにはどうしたらいいでしょうか。かねてから広い庭に憧れ、庭の配置を最優先にして家を建てる場合は別として、一般的には、敷地面積から住宅面積を引いた土地の広さが庭の広さとなります。

住宅金融支援機構が行った2020年度の集計結果によると、土地付き注文住宅の敷地面積全国平均は219.1平米(約66.3坪)で、住宅面積の全国平均111.1平米(約33.6坪)を差し引いた庭の広さは、住宅面積とほぼ変わらない108平米(約32.7坪)となっています。

都会ほど庭の広さは狭くなる傾向にあり、首都圏においては53.3平米(約16.1坪)と全国平均のおよそ半分の広さを示しているのです。

庭の広さを知ったうえでの注意点

庭の広さの具体的な数値を知ったうえで注意しておきたいポイントとなるのが、住宅面積以外の敷地すべてを、庭として自由に使えるわけではないという点です。

住む人の数と生活するうえでの機能性を考えれば、駐車場や自転車置き場、倉庫などを設置する必要性が出てくるうえ、門扉から玄関までのアプローチをつくる土地も確保しなければなりません。それらのことから、庭として活用できる範囲はさらに制限されることになります。

広さによって変わる庭の楽しみ方

松などの樹木を植栽した日本庭園、季節の花々が咲き誇るイングリッシュガーデン、飼っている犬が安心して走り回れるように一面に芝生を敷き詰めた庭など、庭の好みは人それぞれ違います。ここからは限りある広さの庭を有効活用しながら楽しむための方法を坪数別にご紹介していきます。

1~2坪

1坪は畳2畳分の広さを表し、1~2坪のスペースがある庭は、家庭菜園やガーデニングを楽しむには十分な広さだといわれています。

一見狭いと感じるかもしれませんが、家庭菜園やガーデニングをするのが初めてという方にとっては手入れが行き届きやすい広さでもあり、最初は1~2坪からスタートし、徐々にスペースを広げていくという楽しみ方もあります。ただし、野菜や花を育てるには日の光が必要不可欠となるため、日当たりのいい方向に庭を設置することが条件となるでしょう。

3坪

外での食事は、気分が変わってひときわ美味しく感じられるものですが、自宅の庭に3坪ほどのスペースを確保できれば、家族や友人とのバーベキューを楽しめるようになります。バーベキュー用のコンロとテーブルを用意し、立食にすれば対応人数も増やせます。

子どもが成長し、バーベキューの頻度も少なくなることが予想されるときは、あえてバーベキューのための庭を用意しなくても、駐車場を活用して車を出し入れしながらバーベキューを楽しむことも可能です。庭を活用する目的が外での食事であれば、庭の設置場所を夏場の強い日差しを避けられる方角にするのもおススメです。

10坪

10坪の広さがあれば、本格的な規模のガーデニングはもちろん、大勢の友人を招いてのバーベキューパーティーも可能になるなど、楽しみ方のバリエーションは一気に広がります。子どもたちが夏の暑さをしのぐためのプールが置けるようになるうえ、来客者用の駐車場を備えるにも十分な広さです。

樹木の植栽は、思いがけず枝葉が伸びてご近所トラブルに発展する恐れがあることから、ある程度ゆとりをもった広さが必要になります。10坪はシンボルツリーを植え、その成長を見守る楽しみも実現できる広さとなるでしょう。したいことが増えていくほどに、狭く思えてくる場合もあるかもしれませんが、庭の10坪という広さは手頃で丁度いい広さとの見方が多いようです。

まとめ

季節の移り変わりを楽しむように、生活スタイルにあわせて活用方法を変え、景観の変化を楽しむことは庭をもつ醍醐味といえます。限りある土地を理想的な庭につくりあげて有効活用するには、造園を専門とするプロの職人からアイデアをもらうのが最善の方法です。あなたも専門の知識と技術をもつ職人と息の長いタッグを組んで、自分好みの庭に育てていく楽しみを味わってみませんか。

京都府宇治市にある「ヒロオ 造園・庭園管理」は、安心の技術と豊富な実績をもつ造園会社です。庭園の設計・施工から管理まで責任をもって作業することはもちろん、きめ細かなアフターでほぼ100%のリピート率を誇っています。施工規模の大小に関わらず、お庭のことなら何でも承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。『プロとしてのご提案』をモットーに、お庭づくりを一からお手伝いさせていただきます。

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