落葉の対策どうすれば良いのでしょうか?落葉の掃除が大変とのことでクスノキの剪定を5月にして欲しいとご依頼いただきました。

街を歩いていると、良く落ち葉をホウキで掃かれている方を多く見ます。

毎日毎日、大変ですと、落葉で困られている方が多くいらっしゃいますので、落葉樹、常緑樹の落ち葉の対策をどうすれば良いか、

ここでは掃除の仕方というよりも落ちる葉を無くす、落ちる葉の量をコントロールする方法、タイミングをご説明させていただこうと思います。

今回、落葉に困られている施主様から、落葉の掃除が大変なので5月に剪定して欲しいとお寺の住職からクスノキの剪定のご依頼をいただきました。

こちらの事例と共にご説明させていただきます。

剪定後の写真です。

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剪定前の写真です

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樹木には常緑樹と落葉樹があります。

  • 落葉樹の落ち葉の対応

落葉樹は樹木の葉が全て落ちるので掃除が大変というイメージを持たれている方が多くあると思います。モミジやドウダンツツジ、葉が小さいと落ちてもそこまで目立ちませんが柿や桜、モクレンなど、葉が大きい存在感のあるものは本当に困られている方が多くおられます。そういった樹木をお庭に持たれている方は11月20日前後の落葉が始まる前くらい(樹種によります)にお庭の手入れに入らせていただき全て葉を落とす様にしています。落葉する前に葉を落とすことで毎日の掃除を省くことが出来ます。紅葉等を楽しまれたい方はその後に葉を落とされても良いかと思います。

  • 常緑樹の落ち葉の対応

常緑樹はその名の通り一年中葉が樹木にある状態です。

良く勘違いされるのが常緑樹なので葉は落ちないと思われている方がいらっしゃいます。これは、間違えで葉は落葉します。今回の施主様からの連絡は常緑樹であるクスノキの葉が落ち始めているので剪定にきて欲しいとのご要望でした。連絡があったのは4月です。大体、新芽が出てくる4月くらいに古い葉を落とし新芽と入れ替えしていきます。こちらの施主様の様に、この時期に剪定することで落葉する量はかなり低減されます。

  • まとめ

結論としては常緑樹は4月くらいに新芽が出始めて古い葉を落とすので4月くらいの時期に剪定をすることで落葉を低減出来ます。

落葉樹に関してはその年の気候、樹種にもよりますが11月20日前後で落葉を始めます。その時期に剪定と葉を落とせば落葉は無くなります。

こちらの写真の施主様はこれで掃除が楽になると喜んでいただけました。

また同じ時期に声を掛けていただけそうです。この度はありがとうございました。

 

ヒロオ 造園・庭園管理では剪定からお庭造りまでお庭に関することを承っております。ご相談だけでも結構ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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