植木鉢の捨て方を素材別に解説!土の処分の仕方もチェック!

植木鉢の捨て方を素材別に解説!土の処分の仕方もチェック!

お花が好きな人、観葉植物が好きな人の中には、使わない植木鉢が倉庫の奥に眠っている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。とくに、陶器製の重いものは、どこに捨てていいのかわからないということもあるでしょう。今回は、植木鉢の捨て方を素材別に解説します。また、使い古した土の処分やリサイクルの方法もご紹介します。

素材別!植木鉢の捨て方

植木鉢といっても捨てるときはゴミなので、基本的にお住まいの自治体のごみ捨てのルールに従う必要があります。今回は一般的な捨て方、処分の仕方をご紹介しますが、実際に捨てるときには、お住まいの自治体に問い合わせたほうが良いでしょう。

陶器やガラス

茶色い素焼きのテラコッタ鉢やガラス製の鉢は、ほとんどの自治体では「燃やせないゴミ」という分別になるでしょう。割れて危険な状態のときは、新聞紙などで包み、新聞紙に「ワレモノ」と書くルールとなっているところが多いようです。

自治体によっては、5㎏以上あると粗大ごみの扱いになることもあるようです。粗大ごみの扱いになる重さの基準は自治体によって違うので、5㎏以上の場合は役所に問い合わせましょう。

金属

金属の鉢も、ほとんどの自治体で、空き缶ではなく、「燃やせないゴミ」の分別になるようです。こちらも、重さや大きさによっては粗大ごみの扱いとなりますので、大きなものを捨てたいときは、役所に問い合わせましょう。

木製

木製の鉢は、燃やせるゴミの袋に入るときは「燃やせるゴミ」となるところが多いようです。こちらも重さによっては粗大ごみとなります。もし、家に薪ストーブなどがある場合は、薪の大きさにして燃料にしてもいいでしょう。木製の鉢については、「いつか使うだろう」と倉庫に眠らせておくのはおすすめできません。防腐剤が染み込ませてない場合は、木にシロアリなどが発生することもあります。使わない場合は、早めに処分したほうが良いでしょう。

プラスチック製

プラスチック製の鉢やプランターは、自治体によってかなり差があります。燃やせるゴミの袋に入るときは「燃やせるゴミ」になる自治体もあれば、「資源ごみ」の扱いであったり、「燃やせないゴミ」であったりすることもあります。もちろん、大きなものは粗大ごみになるでしょう。間違った分別になってはいけないので、判断に迷ったら自治体に問い合わせましょう。

植木鉢のリサイクルも検討しよう

植木鉢がいらなくなった場合、すぐに捨てるのではなく、ご近所にも植木鉢がいらないか聞いてみましょう。古い植木鉢でも、個性的な形のものだと、欲しいという人もいるかもしれません。

また、学校や福祉施設、住民団体の中には、活動のためにプランターや植木鉢が欲しいというところもあります。まとまった数の綺麗な状態の植木鉢がある場合は、そうしたところに問い合わせるのもいいでしょう。しかし欠けているものや、紫外線で劣化しているものは、ゴミとして処分したほうがいいでしょう。

土の処分の方法は?

土を処分するには2つの方法があります。一つはゴミとして捨てる、もう一つはリサイクルです。

ゴミとして捨てる

植木鉢やプランターの土を、自分の土地ではない公園や河原、山に捨てるのは、不法投棄になりますので絶対にやめましょう。一般的な捨て方は、「燃やせるゴミとして、少しずつ捨てる」という方法になります。ただし、自治体によっては、土を燃やせるゴミとして捨ててはいけないところもありますし、自分の土地に捨ててほしいという自治体もあります。土の捨て方がわからないときは、必ず役所に確認しましょう。

土をリサイクルする

古い土には、ゴミや病原菌、害虫、ウイルスが混ざっている上、水はけも悪くなっています。そのため、プランターや植木鉢の土をそのままもう一度使うことはできませんが、適切な処理でリサイクルすることができます。

土のリサイクル手順

最後に、土のリサイクル手順をご紹介しましょう。

  1. 土をふるいにかけて、ゴミや根、目に見える害虫を取り除きます。
  2. 夏場なら、土を水で湿らせてから黒いビニール袋に入れ、直射日光を当てて1週間ほど熱で消毒します。
    冬場で気温が上がらないときは、土に熱湯をかけ、外に置いて寒さにさらします。2~3週間に一度かき混ぜます。
    なお、梅雨時期など湿度が高いときは、土の消毒に向いていません。
  3. ホームセンターなどに売っている土のリサイクル材や、たい肥や腐葉土などの有機物、緩効性粒状肥料を混ぜ込みます。

リサイクルした土は、前に使っていたときに植えていたものと違う科の植物を植えましょう。同じ科の植物だと「連作障害」によってうまく育たないことがあるためです。

まとめ

いらなくなった植木鉢やプランターは、お住まいの自治体のルールに従って、適切に処分しましょう。使っていた土も、不法投棄にならないようにしましょう。

処分するのに時間がない、自治体に聞いても良く分からない等、お困りでしたら、ぜひ「ヒロオ」にご相談ください。当社で処分させていただきます。またお庭やアプローチを木や花で素敵にしたいと思っている方は、お気軽にお問合せください。

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