竹垣は天然が良い?実際の施工事例を元にご紹介

  

 

先日、お客様から古くなったラティスを解体して新たにラティスを設置して欲しいとのご依頼がありました。そこにはブロックに囲われたお庭があり、雰囲気を出す為にブロックを隠す為の目的でラティスを設置されていました。

 

 

施工前

建仁寺垣施工後

 

ラティスはブロックに固定されていなく風が吹けば揺れる状態のものでした。そこで今回は、ブロックに固定できる施工で竹垣の建仁寺垣をご提案させていただきました。またお客様には建仁寺垣のイメージを持っていただく為に写真を見ていただだき雰囲気を分かっていただきました。

施工後、お客様からは綺麗になったと喜びの声をいただきました。

 

  • 竹垣の種類 

竹垣のはたくさんの形状がありますが、基本は目隠しの目的で作られる「遮蔽垣」と庭を区画する「透かし垣」の2種類です。

それぞれ代表的なものは、遮蔽垣は今回、施工させていただいた建仁寺垣です。他にも鉄砲垣、大津垣、清水垣、御簾垣、竹穂垣、桂垣 等があります。

透かし垣の体表てきなものは四ツ目垣です。他には光悦垣、龍安寺垣、金閣寺垣、矢来垣などがあります。

 

  • 竹垣の役割

現在、アルミのフェンスや、塩ビ製の竹に見せかけた物が増えてきています。特に自然の中でこういった素材の物があると違和感を感じてしまいます。やはり、親しみやすい木や竹垣、生垣等があると自然の中で馴染みます。我々も如何に自然に溶け込むように馴染むように、またその中で変化を付けるという事考えます。そのバランスの中で常に自然とは何かと考えさせられその都度勉強になるものです。これには答えがないので、人それぞれ考え方も好みも違います。只、言えることは自然の中の素材を使うということが、その地に馴染んでくるということです。例えば竹垣であれば青々としていた竹が時間が経過するにつれて色あせて変わりゆくさまが味わい深いものになっていきます。

 

  • 竹垣の寿命

竹垣の対応年数は約10年前後になります。屋根がある所や瓦の下であれば持ちは長く30年以上経過した竹垣もよく見受けられます。

 

  • 竹垣の費用

施工費と竹材の費用等を考えると、塩ビやアルミに比べ安価な為、庭の雰囲気を作る竹材を使用することを基本的にはお勧めさせていただきます。只、今は塩ビ製の物等も良いものが出てきているのでお求めの際はご相談いただけますと対応させていただきます。ここでは天然の竹材の魅力を少しでも分かっていただけると嬉しく思います。町で見かける天然ものと塩ビ製のものを見比べて見て下さい。

 

 

 

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