防草シートの選び方のポイントは?上手な敷き方や注意点も解説

防草シートの選び方のポイントは?上手な敷き方や注意点も解説

防草シートは目的によって選ぶ必要があります。また、仮に高価なシートを使っても、きれいに張らなければ高い効果を得ることはできません。選び方も大切ですが、敷き方も同じくらい重要なポイントになりますので、今回は防草シートを買うときのポイントや選び方について解説します。

1. 防草シートの選び方は内容を重視

防草シートは雑草対策に有効として人気があります。いくら取っても減らない雑草にうんざりしている方は、防草シートを使ってみましょう。 除草剤と違い、地面にダメージを与えないため、ガーデニングへの悪影響も防げます。しかし、選び方にはいくつかポイントがあるので、事前に確認しておきましょう。

1-1. 遮光性で選ぶ

雑草は日光が当たる場所に多く生えます。日光を遮るようにすれば育つペースも遅くなり、その数も減っていきます。 遮光性の高い防草シートは、雑草の成長を抑えてくれる点が魅力です。遮光率が書いていない防草シートもありますが、厚手か黒色のシートなら遮光性も高いでしょう。

1-2. 安さで選ぶ

防草シートは使い道や耐久度などで価格が違ってきます。防草シートは安いからといって、それが悪いものとは限りません。 防草シートを買うときは、大きさや遮光性なども考えて予算を立てましょう。なお、広範囲に使える防草シートは若干高価なものとなっています。しかし、その分さまざまなケースに対応できるので、一度購入してみるとよいでしょう。

1-3. 耐久度で選ぶ

防草シートは敷いてしまった後の交換が面倒というデメリットがあるので、長く使いたいときは耐久度や耐用年数が長いものを選びましょう。耐久度が高いシートであれば、強い雨や雪にも負けません。交換の手間や劣化のことも考えると、少々高くても耐久度が高いものを選ぶようにしましょう。

1-4. 水はけのよさで選ぶ

防草シートは水はけが悪いと、シート内で水たまりができてしまいます。敷いた土地に傾きがあれば水は流れていきますが、平らな場所だとそのまま残ってしまいます。防草シートには不透水タイプのものがあるので、土地の状態によって決めるようにしましょう。

2. 防草シートはメリットやデメリットもある

防草シートのメリットは、費用が安いことと土地を傷めないことです。除草剤も使用することもなく、草刈りの負担を軽くすることができます。 一方、見た目が悪くなることと、敷き替えが必要なのはデメリットだといえるでしょう。また、除草剤を使わない分、虫が増えるなどの欠点もあります。 さらに、雨や風で傷んでしまうと、敷き替えも頻繁にしないといけません。防草シートの効果を最大限に発揮したいなら、耐久度の高い防草シートを選びましょう。

3. 防草シートを敷くときの手順

防草シートを敷く際、いくつかの工具が必要になります。シートを留める金具やハンマーなどを用意し、手軽に敷けるようにしましょう。 また、カッターも用意しておくと、万が一シートが土地の面積に合わなくてもすぐにカットできます。なお、粘着テープがあればよりきれいに敷けるようになります。

3-1. 地面を平らにしないと効果は薄い

防草シートを敷く際、まず地面を平らにならし、除草を済ませておく必要があります。雑草が生えている上に敷くと、シートがずれてしまうからです。石や雑草を取り除いて地面を平らにすれば、その効果も最大限に発揮できるでしょう。

3-2. シートがずれないように敷く

防草シートは、平らな地面の上にきれいに張らないとその効果を発揮できません。砂利などを置く必要がない場合には、ずれにも気をつけて敷く必要があります。風や人の動きでめくれることがないように、しっかりと固定して張りましょう。

3-3. カットして重ねる

シートのずれを直した後は、状況に応じてカットします。小さい場所に大きいシートを張ってしまうと、ずれる原因にもなりますので、広い場所に続けて敷くときは注意しましょう。

3-4. 釘で固定してずれを抑える

防草シートは敷いた後は専用の釘で固定していきます。固定できる釘には種類がありますので、自分のシートに合わせて選ぶのもポイントです。 釘を打つ間隔は50cmほど空けるようにします。ハンマーや金槌などを使うので、間違って手を打たないように気をつけてください。

3-5. 粘着テープで仕上げよう

防草シートを接着するには、専用の接着剤が必要になります。また、風の影響や雑草の成長を抑えるためにも、粘着テープを用意しておきましょう。ずれると効果が薄れるので、接着面はきれいにしてから張るようにします。

4. 防草シートは万能ではない

防草シートを敷くことで、完全に雑草対策ができると思っている方も多いでしょう。しかし、防草シートはきれいに敷かないと効果が薄くなり、もちろんすべての雑草を抑えるようなことはできません。また、耐久性が低い防草シートを選んでしまうと、すぐに破れてしまう可能性があります。 雑草を抑えるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。防草シートを上手に使いつつ、厄介な雑草を防ぐようにしましょう。

5. まとめ
まとめ

今回は防草シートの選び方のポイントや敷き方の手順、注意点などについて解説しました。防草シートは選び方も重要ですが、同様に敷き方も大切なポイントになります。正しい敷き方をマスターすると、より高い効果を得ることができるので、手順などをしっかりと確認するようにしましょう。 防草シートの選び方でお困りの際は、ぜひ一度「ヒロオ 造園・庭園管理」にご相談ください。除草方法や防草シートの選び方、上手な使い方など丁寧にアドバイスいたします。そのほかにもさまざまな作業を請け負っておりますので、ご用命の際はぜひご連絡ください

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